大阪の知る人ぞしる“ええもん”をネット販売して、商品の質や、「こんな職人さんがつくったで~」と紹介しているちょっと変わった浪速のネット通販「大阪売店」を紹介します。こんなディープでコアな大阪よりの通販セレクトショップを運営しているのは大阪吹田市出身で、コピーラーターでもあるよしみ(吉見)かなさん。
(ニュースソース:ヤフー毎日新聞 )
<運営者で浪速コピーライターよしみかなさんプロフィール>
関西学院在学中に大阪市内のチンドン屋に弟子入りし、その後記者をめざす。結局は大学在学中にリクルートのコピーライターにこれまた弟子入り。
・電通の子会社の広告プロダクションやデパート子会社でコピーライターを勤める。
・1995年に独立し、広告制作会社「かなりや」を設立。当時は都会的なキャッチコピーを得意とし、「ボディコン系」「新地のチーママ系ライター」などの異名をとる。
・地元・大阪の活性化に貢献していきたいと、2009年に「大阪売店」を開設。
気になる【大阪売店】。どんなものがおいているの?
よしみかなさん運営の「大阪売店」においてあるめずらしいもの!
・江戸時代に大阪のメイン産業だったずす(錫)製酒器
すず器を作る伝統芸能工芸士、職人さんたちのこだわりエピソードもホームページ上で紹介。そのあたりはさすが現役コピーライターといったところか。
・デザインが美しい天満切子のグラス(天満=大阪キタの地名)
大阪人でもほとんどしらない「天満切子(てんまきりこ)。大阪のお土産屋さんではほとんどみかけたことがない美しくもはかない一品。そんな貴重な切子もネットで購入できるようになったのだからとっても便利に。
・大阪一おいしいと認定したたこ焼き店の味を再現したたこ焼き粉。
大阪阿倍野にある行列店、あべのたこやき「やまちゃん」。美味しさのヒミツは鶏ガラ、野菜、果物、昆布、カツオの和風ダシのきいた生地にある。外カリッ&中トロの「やまちゃんたこやき」の味を家庭でも手軽に味わえるセットに。スーパーで売っている市販のたこやき粉にはない旨味が凝縮で、大阪人でなくても簡単にめっちゃおいしいたこ焼きが作れると評判!
コピーライター社長ならではの、大阪キャッチーが売り!
大阪売店のうりはその商品だけではなく、なんといっても運営者みずからつけた大阪キャッチーにつきると思われる。
「手ぇぬいていい仕事なんかひとつもあれへん。」
「モダンで人なつこい手ぬぐいですねん。」
などなど。職人さんの頑固さや温かさをストレートに文字におこして、商品と一緒にネットショップ【大阪売店】にならべている。